Te(テクター)のすゝめ
1.テクター(Te)とは
1-1.概要
テクター(Te)はPSO2のクラスの一つで、補助テクニックを使用したPTメンバーのサポートが主な役割となっています。
また、テクターのスキルツリーに自己強化のテクニックであるシフタ及びデバンドの効果を上昇させるスキルがあります。その効果をかけることによって、マルチ全体の火力や生存率の向上を図ります。
そして、本来は自分自身で行う回復作業をテクターが担うことによって、メンバーには攻撃に専念してもらいます。
この記事では、テクニックの仕様と立ち回りをメインに伝えていきたいと思います。
スキルツリーに関してはこちらのページ【テクターのスキル振り】で紹介しているので説明を省略します。
1-2.基本情報
- PA:ヘヴィーハンマー
ノンチャージ→長距離移動+低威力殴打+短時間スーパーアーマー付与
チャージ(2段階)→短距離移動+高威力殴打 - おすすめサブクラス
Ph(ファントム)…機動力、サポート力、火力に優れる。自身は柔らかい。現環境の主流。
Hu(ハンター)…とにかく硬い。迷ったらサブHu。 - おすすめ装備
ユニット
優先度はHP>法撃>打撃。PPは予算と応相談ですが、サブPhであればクラススキルである程度カバーできます。Lリング
アトマイザーラバーズ…スターやムーンアトマイザー等の使用速度上昇、使用時無敵
テックCパリング…テクニックチャージ時、一定時間前方にガードポイント発生
AウォンドEチェンジ…攻撃テクニックをチャージした時、ウォンドの属性がチャージしたテクニックと同じになる。Rリング
Cストライク…クリティカル率上昇。クリティカル時威力アップ
1-3.補助テクニックに関する知識
レスタ、アンティ、メギバース、ザンバース、シフタ、デバンドといった補助テクニックは、基本的に自分一人で重複して発動することはできません。また、テクニックを発動した際に持っていた武器と違うものに持ち替えても効果は消えてしまいます。
ですので
「敵がダウンした。もっとダメージ入れるのにザンバースを撒こう。一緒にシフタとデバンドもかけて効果時間を延長させよう」
といったやり方はできません。上記のような行動を取った時、シフタを発動すると直前に撒いたザンバースの効果は消えてしまいます。※一部例外挙動有り
しかし、他の人とは干渉しないため、『誰かがザンバースを撒いている時に自分はシフタを発動する』といった立ち回りは可能です。
また、ゾンディールは補助テクニックではないため、上記補助テクニックと共存することが可能です。
『参考動画』
2.立ち回り
2-1.共通項
- シフタ、デバンドをかけて火力及び生存率を上げる。効果を切らさないよう定期的に撒く。
- ザンバース(元の攻撃の20%を追撃ダメージとして与える)を使用して総合火力を上げる。
- レスタ、メギバース等による回復支援。
- クラススキル(スーパートリートメント、リバースボーナス)を活用したアンティや蘇生。
- 自身の死はできるだけ避ける。
クエスト中は頭上に味方のHPバーを表示されるよう設定しておくと回復支援しやすくなります。
2-2.マルグル系(雑魚エネミー多数)の場合
まず第一に、敵をまとめる事を考えます。まとめるための手段として現在はゾンディールとレ・ザンディアの二択が挙げられますが、テクター(Te)においてはゾンディールを推奨します。その理由は後述します。
そもそも何故敵をまとめるのか?という話になりますが、答えは火力を集中させるためです。
プレイヤーA,B,C、エネミーa,b,cと居たとして、プレイヤーA,B,Cは1秒間に1万ダメージを出せて、エネミーa,b,cのHPは15万とします。プレイヤーA,B,Cがそれぞれ別エネミーを攻撃していた場合、全エネミーを撃破するのに15秒かかってしまいますよね?
ですが、ゾンディールでまとめてプレイヤーA,B,Cがエネミーa,b,cを一度に攻撃できた場合、単純計算で撃破する時間は5秒に縮まります。
次に、何故ゾンディールを推奨するのか?ということですが、これはどちらかというとレ・ザンディア側に理由があります。レ・ザンディアは敵をまとめつつ攻撃もできるという優れた略式複合テクニックですが、PP消費が重く、モーションが大きいという難点があります。
クエストにおいて、テクターは補助テクニックをかけていれば良いというわけではなく、司令塔(進行役)という役割も担っています。テクターがクエストの流れを決めると言っても過言ではありません。
特にマルグルにおいては、エネミー出現(地点A)→まとめる→撃破→エネミー出現(地点B)といった流れになるのですが、テクターが地点A→地点Bへ移動する動作が進行の鍵となります。次点への移動が遅れた時、それだけまとめるのも遅れるので火力を集中させることができません。つまり、テクターがいかに早く次点へ移動する※1ことができるかが重要となってきます。そのため、上記のような難点のあるレ・ザンディアはオススメし辛いのです。もちろん、絶対に使用してはいけないというわけではなく、状況によってはレ・ザンディアの方が優れている場合があります。たくさんテクターを使ったり、周りのテクターの動きを見たりして慣れていきましょう。
2-3.レイドボスの場合
レイド戦とは基本的に決められた人数で流れに沿って1体の敵を倒すわけですが、テクター(Te)はその流れをより理解することが大切です。進行していく中で様々なギミックが仕込まれていますが、まず大別すると状態異常にかかるエネミーとそうでないエネミーがいます。以下例です。
ダークファルス・エルダー→ショック
ダークファルス・ルーサー→ミラージュ
深遠なる闇→パニック
オメガファルス・ルーサー→ポイズン
エスカファルス・マザー
デウス・エスカ
状態異常は狙うに越した事はないのですが、どの場面で狙う(=どこで火力を集中させる)かまで考えることができると尚良いです。
また、状態異常は必ずかかる訳ではありません。狙った場面で状態異常にかけられる確率を上げるため、状態異常付与確率の上がる武器※2の使用も検討してみましょう。
ガンスラッシュ:凍時雨
潜在:雪白散華
効果:威力(10%) 状態異常確率が上昇、状態異常中のエネミーへの威力(10%)が上昇。(状態異常確率 特殊能力:+200% / テクニック:+100%)
交換場所:バッヂ&メモリ交換ショップ→ウェポンズバッヂSP交換ショップ3
ウェポンズバッヂSP必要数:20個
2-4.ダークブラスト(DB)
DBを使用すると、シフタ、デバンドが剥がれてしまいます。変身した人がいるようであればシフタ、デバンドをかけてあげましょう。
DBは強力なスキルですので、是非ともサポートしたいところですね
3.シフタ、デバンドの仕様
3-1.基本情報
シフタ及びデバンドそのものの効果の説明については割愛させていただきます。
シフタ(デバンド)にはhit数と最大効果時間という概念があります。
・hit数…テクニックを使用した際に出る発光エフェクトの回数。1hitにつき15秒付与。
・最大効果時間…共に60秒。
しかし、テクニックカスタム(数多の○○)やスキル※3によって上記の内容は変わることがあります。以下表にまとめます。
テクニック | ノンチャージ | チャージ |
通常 | 2hit | 4hit |
カスタム | 2hit | 5hit |
スキル名
|
1hitあたりの
付与時間
|
通常
|
15秒
|
アドレナリン
|
45秒
|
ロングタイムアシスト
|
45秒
|
スキル名
|
最大効果時間
|
通常
|
60秒
|
支援限長(武器SOP) |
120秒
|
エクステンドアシスト
|
180秒
|
アドレナリン…Fiクラススキル。Rリング(最大強化時)。+30秒加算。
ロングタイムアシスト…Teクラススキル(メインクラス限定)。+30秒加算。
エクステンドアシスト…Teクラススキル。
なお、アドレナリンとロングタイムアシストの効果は重複させることができます。(ex:15+30+30=75秒)
3-2.細かい仕様
シフタ(デバンド)はテクニックを使用した回数ではなく、テクニックを使用してhitした回数で効果時間が決まります。
ですので、1hit15秒、最大効果時間60秒の場合、テクニックを使用して4回発光エフェクトにhitしないと最大の60秒に達しません。
アドレナリン、効果時間延長無しノンチャージ時→45秒×2hit=60秒(オーバー分は切り捨て)
ロングタイムアシスト、エクステンドアシスト取得ノンチャージ時→45秒×2hit=90秒
ロングタイムアシスト、エクステンドアシスト取得チャージ時→45秒×4hit=180秒
また、【1-3】で説明した通り、基本的にシフタとデバンドは重複してかけることができません。
自身がテクター(Te)でシフタ、デバンドを絡めて連続使用する際には、必ず4hitしてから次のテクニックを使用することを心掛けていきましょう。
『参考動画』
ですが、例外が2つあります。
1つ目はジェットブーツのPA派生です。こちらは使用してから武器を持ち替えてもhit判定が残ります。普段使用することはほとんどないと思いますが、覚えておくと後々役に立つかもしれません。
『参考動画』
2つ目は☆14タリス『イクルシオクルテ』です。全クラス装備可能なタリスで、固有テクニックはシフタとなっています。
この武器の潜在は「シフタを発動するとデバンド効果も付与される」というもので、その説明の通りシフタをかけた時点でデバンドもかかります。単純にシフタ、デバンドをかける時間が半減できる他、消費PPも軽減できるので武器パレット枠に余裕があれば十分候補に入ります。
『参考動画』
4.テクニックカスタマイズ
4-1.テクニックカスタマイズとは
端的に言うと、普段使用しているテクニックをより使いやすいものにするための作業です。
方法は
- マイルームの端末から自分でカスタムを行う
- 他人のマイルームへ行き、依頼をする
- ビジフォンから購入する
の三つです。カスタムというシステムの都合上、Ⅰの方法はメセタと時間がかかるので、私的にはⅢ→Ⅱ→Ⅰの順番でおすすめします。(※零式は最初からカスタムできるので例外とします
メリット・デメリットについては、威力系だったら数値は高いほうが良いですし、消費PPは抑えられるに越したことはありません。
しかし、値の良いものはそれだけ貴重で、ビジフォンにおいても比較的高値で取引されています。
4-2.カスタム必須の補助テクニック
テクニック名
|
カスタム
|
目的
|
レスタ
|
閃光3
|
回復力増 |
アンティ
|
集中3
|
範囲拡大、チャージ時間短縮
|
メギバース
|
集中3
|
チャージ時間短縮
|
シフタ
|
数多3
|
発動間隔短縮
|
デバンド
|
数多3
|
発動間隔短縮
|
ザンバース
|
集中3
|
チャージ時間短縮 |
4-3.カスタム必須のテクニック
テクニック名
|
カスタム
|
目的
|
グランツ
|
閃光3
|
定点攻撃
|
ギ・グランツ
|
零式
|
範囲攻撃
|
イル・グランツ
|
閃光3
|
単体攻撃、パニック付与
|
メギド
|
深闇3
|
範囲攻撃
|
ギ・メギド
|
深闇3
|
単体攻撃
|
サ・フォイエ
|
零式
|
移動
|
ラ・バータ
|
数多3
|
範囲攻撃、フリーズ付与
|
ナ・バータ
|
零式
|
防御
|
イル・ゾンデ
|
雷迅3
|
移動
|
ゾンディール
|
深刻3
|
吸引範囲拡大、ショック付与
|
サ・ザン
|
効率3
|
ミラージュ付与 |
イル・ザン
|
広域3
|
範囲攻撃
|
4-4.カスタムしておくと役に立つテクニック
テクニック名
|
カスタム
|
目的
|
ラ・グランツ
|
閃光3
|
範囲攻撃
|
ナ・グランツ
|
数多3
|
パニック付与
|
ラ・メギド
|
零式
|
DoTダメージ
|
サ・メギド
|
深闇3
|
単体攻撃
|
イル・バータ
|
氷牙3
|
単体攻撃、Foのサポート
|
ゾンデ
|
零式
|
単体、範囲攻撃
|
サ・ゾンデ
|
加速1
|
ショック付与 |
ナ・ザン
|
零式
|
単体、範囲攻撃
|
倍率の高い7段目を当ててもらうように立ち回るのですが、息があっていないと難しいものになります
マルチでは周りのクラスを見ながら使用していきましょう
5.まとめ
最後に要点をまとめます。
- 補助テクニックへの理解を深めよう
- 味方へのサポートを最優先
- 雑魚敵は集めて火力を集中させよう
- 状態異常を活用しよう
- テクニックはカスタムしておこう
以上、長くなってしまいましたが、やっぱり基本を抑えた上で上手い人のプレイ動画を見て参考にするのがクラスに対する理解と上達への近道だと思います。
中には質問を受け付けている方もいらっしゃるので、動画見て分からないことがあれば勇気を出して質問してみましょう!
はだけパジャマはスケベ