SOUL誰得研究室 #3

テクニックの威力について考える

SOUL誰得研究室・研究員の唐沢銀です。

アシスタントのエリスです。

今回は6/8に実装された「零式ゾンデ」「零式ナ・ザン」を混ぜつつ、どういった使い方がより効果的で面白いかを考えていきたいと思います。

うまくいった事、いかなかった事が色々と出てきたみたいだね。

ですね。実際使ってみるまで分からなかった部分もありましたので、その辺りも押さえつつ応用を考えていきたいと思います。ではでは、いってみましょう。

各クラス構成でのダメージ係数を考える

零式ゾンデ、零式ナ・ザンに移る前にまずは各クラス構成での法撃係数を確認していきましょう。

クラス構成毎のテクニックダメージ係数表

1　FoFi＝558.75％（タリス：670.5％）／653.74％（タリス：784.48％）
2　FoBr＝529.11％（タリス：634.93％）（弓：608.48%）
3　FoBo＝448.94％（タリス：538.73％）（靴：516.28％）
4　FiFo=429.81%（タリス：515.77％）／502.87％（タリス：603.45％）
5　BrFo＝407.01％（タリス：488.41％）（弓：468.06％）
6　TeFi＝426.25％／498.72％
7　FoGu＝388.69％（タリス：466.43％）（TMG：427.56％）
7　FoTe＝388.69％（タリス：466.43%）
9　FiTe＝387.5％／453.38％
10　TeFo＝328.9％（タリス：394.67％）
11　FiBr＝318.53％／372.68%
12　FiBo＝310.81％（靴：357.43％）／363.65％（靴：418.2％）

※：Te構成はエレメントウィークヒットが乗っています。
※：Fi構成は　ブレイブ／ワイズ　時の係数表示となっております。
※：Fi構成は　FiBrを除き　テックアーツJAボーナス込みとなっております。
※：Br構成はウィークスタンス固定となっております。
※：Bo構成はシフタエアブースト込みとなっております。
※：メインFoは属性60のエレメントコンバージョン込みとなっております。
※：メインTeはシフタストライク込みとなっております。
※：メインFiはクリティカルストライク込みとなっております。

あの…。FiBrってそもそもテクニック使えないんじゃ…。

Ver2のロッドとタリスがあるじゃないですか。

そ、そうなんだ…。

他にも探せば面白い組み合わせがあるかもしれませんが、凡そ法撃威力として使えなくもない限界がこの辺りではないかと思われます。とはいえ、この中でもトップのFoFiとFiBoで既に倍以上の火力の開きがあるため、どこまで是とするかは人によって分かれそうです。

後は立ち回りでも変わりそうだね。常にワイズを適用させるなんてダウン中のカメさんでもないと難しいし。

ですね。Brが絡めばバニッシュが使えたり、Guが絡めばチェインが使えたりと、瞬間火力や立ち回りによっても使い勝手が大きく変わると思って頂いた方が良いかと思われます。

複合テクだけで見ればFoTeがトップだし、こればっかりはね。

どれを軸にするかによってもかなり変わりますし、装備できる武器の基礎法撃力、潜在能力によっても威力は大きく変動しますからね。実際タリスとロッドでも法撃が400近く違いますから。

あくまでもダメージの倍率の話であって、元の武器の強さは加味されていない点に注意だね。

まぁ、実際こちらも今はFiBrでの法撃を研究してますしね。

表に入ってたから分かってたけど、そこ行くんだ…。

やらないわけないじゃないですか。ちなみに今の武器パレットはこんな感じです。

これ、FiBrの武器パレットなんだよね…。どうなってるの、本当に…。

それはさておき、この表のポイントは、武器が同じであればこれほどまでにクラススキルでダメージに開きが出るという事を示しています。言い換えれば、ちょっとしたことでこの順位が簡単に変動することも意味しています。

急にテコ入れ入ったりするからね…。

さてさて、ではこれらを踏まえて零式テクニックの話に参りましょう。

零式ゾンデの使い方について考える

さて、零式テクニックの使い方について考えるに際し、まずは零式ゾンデの基本性能から。

零式ゾンデ

・威力：2268~2494（8%*7+44%）
・PP：40~50
・ショック：5%
・チャージ：1.25秒
・発動から発生までに少しラグがある。
・チャージ中は移動不可
・固有PA武器：サクスピース（カタナ）、ヘイズプロセッサVer2（ロッド）
※：攻撃判定が下からの様子（バグ？）

あの、なんで固有PA武器が併記されてるのかな…。

よりよくゾンデを研究される方への配慮ですね。実際サクスピースを使えばテックアーツJAも――。

あ、そういうのは今回はいいです。

(´・ω・｀)

気になるところと言えば、消費PPと実際の威力についてなのかな？

正直なところ使い勝手はいいです。大魔法にしては1回のチャージが1.25秒と、フレイムテックSチャージ前提のイル・フォイエに比べて格段にチャージ時間が短く、威力も範囲も悪くありません。カスタムで増えたPPもボルテックPPセイヴのおかげで気にならないレベルです。

ちょっと重いけど連射できなくもない高火力テクニックってところなのかな？

そういう感じですね。強いて言うなら、雷属性が有効に機能するMAPが少なく、判定が下からという事もあって一部のMOB以外には弱点に当て辛いというところでしょうか。

判定バグはサテライトカノンでもあったから修正入るかもね…。

大きなポイントとしては、雷ツリーを振っていなくてもそこそこダメージは出せる事。混沌の様なMAPでガルグリフォンやナイトギアが出てきた時には専用ツリーでなくても使えなくはないです。

雷弱点のMOBが増えてきたら活躍の場も広がりそうだけど、今はまだまだって感じだからね…。

ここで先ほどのクラス係数の話ですが、有効な弱点が存在しない場合、前後判定だけで威力が大幅に強化できるFoFiが相対的に強くなります。テックアーツJAPPセイヴをのせられれば、威力に加えてPP消費も軽減できて一石二鳥です。

ファルス・ヒューナルやゼッシュレイダ、ウォルガーダ、ガル・グリフォン相手だと背面も取りやすいし使い方も広がるかもね。

でもやはり自分としては、FiBrでの大魔法零式ゾンデをですね――。

はい、次いきましょう。

零式ナ・ザンの使い方について考える

零式ゾンデと同じくまずは基本性能から。

零式ナ・ザン

・威力：1730~1903（貫通：10%*n、球体：10%*8）
・PP：25~35
・チャージ：1秒
・貫通弾を射出し、一定距離まで進むとそこで暫く停止する。
・吹き飛ばし判定がある。BOSSは貫通する。
・壁や地面、障害物、盾などに阻まれるとその時点で停止する。
・地面打ちが有効で、ダメージ判定もかなり広い。
・固有PA武器：ブルクレインVer2

威力だけみると通常のナ・ザンよりは瞬間ダメージが落ちちゃう感じなのかな？

集中ナ・ザンを連打するよりはDPSは落ちますね。が、挙動がもはや別物であり、感覚としては設置物に近いです。ただ如何せん、タリス投擲からのナ・ザンという使い方がやり辛くなるため、カスタムしない方が良い場面もあるでしょう。

使い勝手は悪くなさそうだけどねぇ。

実際使用する武器によっても使い勝手は異なります。タリスで使う場合は集中のナ・ザンの方が使いやすいですが、地面に設置できるという性質上、空中でチャージができるのブーツの場合は零式ナ・ザンの方が圧倒的に便利です。

範囲が広いから複合テクニックのゲージが回収しやすいのもポイントだね。

肩越し運用と地面設置が基本みたいなテクニックなので、いずれにしてもかなり癖が強いテクニックには違いありません。

置物が好きな人にはいいかも。

尚、FiBrでブルクレインVer2で使う場合、カスタムしない方が使いやすいと思われます。まぁ、タリスの投擲位置によっては使えなくもないんですがね。

いやまずその構成で使うっていう前提自体がおかしいと思うよ…。

私はFiBr法撃を諦めない…。