SOULWAVE

SOUL誰得研究室 #4

約27分

誤ったペットの使い方

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ご無沙汰してます。SOUL誰得研究員の唐沢銀です。
アシスタントのエリス・クラウディだよ。
今回は珍しくサモナーについて考えていきたいと思います。
プレイヤーの挙動が少ないからやる事がないとか言ってた様な――。
誰ですかそんな失礼な事いう人は。全くけしからん奴だ。
アンタだよ。
それはさておき、今回は誤ったペットの使い方と題し、一風変わったペットの使い方を模索してみます。
既に嫌な予感しかしないんだけど大丈夫かなぁ…。
全知はボクだ、ボクの導き出した答えに間違いはない!!
はいはい、全知、全知。
というわけでいってみましょう。

サモナーにおいてのプレイヤーの存在意義

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さて、サモナーにおいてプレイヤーの存在意義はなんでしょう。
ペットの奴隷…かな?
正解!! いやまぁ、実際にサモナーの場合はプレイヤーは完全にお飾りで、ペットが全てといっても過言ではありません。そのため、もっぱらプレイヤーの役割はペットの支援となり、プレイヤーが主体的に動ける場面はそう多くありません。
あれ? サモナーってテクニック使えなかったっけ?
ははは、冗談を。あんな法撃150しかない棒切れで何をしようと。
うん、言った後に無いと思った。
そう、要のテクニックもペットを出したままの状態ではまともに機能させる事が難しく、ペット自身のPP消費も激しいためそもそも間に挟む事すら困難という有様だったりします。
タクトが本当に只の棒切れなのが辛いよね。アニメだと複合テク使ってたんだけどなぁ…
それ以上いけない。実際のところやれることが少なく、ペット自体の動きももっさりしていてイマイチ爽快感に欠けるのは否めません。また、支援にしてもペットが効果を受けているかがポイントになり、ザンバースやエレメンタルPPリストレイトフィールドなどの効果を与え続けるには若干工夫が必要になります。
ペットがあっちこっち行ったりするのも困りものなんだよね。
AIをスクリプト制御できないのも辛い…。というわけで、ペットに何かをするという発想をひっくり返し、プレイヤーに何かをさせるという事を考えます。
プレイヤーに何かをさせる…? プレイヤーが何かをするんじゃなくて?
ええ。押してダメなら引いてみろ。与えてダメなら受けてみろ。という事で、ペットで殴るのではなく、ペットから殴られる事で効果を得る事を考えてみたいと思います。
ばっかじゃないの!?
ははは、何とでもいうがいい。実際被弾して何ができるんだという話はありますが、1つだけこの行為にシナジーが得られるものがあります。
被弾して得られるもの…。ハーフラインやデッドラインとか?
そういう調整にも使えますが、今回はサモナーという事で、被弾によるフォトンブラストの利用について考えてみたいと思います。
そういえば、PBアドバンスなんていうのがあったね。
まぁ、実際はかなりのじゃじゃ馬なのですが、この分野…殆ど資料が見当たらなかったので色々試してみました。

被弾によるPBゲージの増加について

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簡単におさらいです。フォトンブラストを使用するために必要なPBゲージですが、本来はMOBを攻撃する事でPBゲージが上昇するという考え方が一般的です。が、被弾によってもゲージは上昇します。このゲージの伸び率には以下の様な法則があります。
[PBゲージの上昇率]

攻撃時:
・相手のMAXHPに対し、大きな割合でのダメージを与えるほどPBのゲージが伸びる。
・相手のHPが少ない時に、オーバーキルできるほどのダメージを与えると更にPBゲージが伸びる。

被弾時:
・自分のMAXHPに対し、大きな割合でのダメージを受けるほどPBのゲージが伸びる。
・自分のHPが少ない時にダメージを受けると、更にPBゲージが伸びる。

簡単に言えば、弱った相手に全力をぶつけるか、瀕死の状態で致死量のダメージを受けた時によりPBゲージは伸びやすいという事です。
だからノーマルMOBさんを瞬殺するとゲージが一気に溜まるんだね。
逆にレイドボスなどから重い一撃を貰うとゲージが溜まりやすいっていうのもありますね。
でも、被弾で溜めるっていっても、レイドボス以外でどうやって大きなダメージを貰うの?
お誂え向きなものがあるじゃないですか。
アルターエゴ…だよね。やっぱり。
ええ。アルターエゴを使えばペットが受けるダメージをそのまま本体も受ける事ができます。尚、アルターエゴによる被弾はペットが受けるダメージからスキルLvで乗算が入る形式なのでプレイヤーの防具などは一切加味されません。そのため紙装甲のペットが大ダメージを受けるとプレイヤーが即死することもあります。
トリムくんを使った際に事故が多い所以だね。
さて、これ以外にも自らにダメージを与える方法があります。
……マロン、メロンの自爆だね。
ご名答。こちらはかなりリスキーではありますが、うまく使えば短時間でPBを集める事ができます。自爆ダメージについては以下の様な特徴があります。
[自爆ダメージのポイント]

・自爆ダメージはペットのMAXHPを参照する。
・自爆ダメージにはペットが効果を得られるスタンス系の効果が乗る。
・自爆ダメージはアルタ―エゴの被弾効果を誘発しない。
・自爆のダメージでプレイヤーのHPが1以下にはならない。
・自爆のダメージはプレイヤーの防具によるダメージ減衰の影響を受ける。
・マッシブハンターや鉄壁時は自爆による吹き飛びが発生しない。(その場でダメージを受ける)
・自爆ダメージにはザンバースの効果が乗る。(プレイヤーに追撃ダメージが発生します)

ポイントはザンバースが乗る点。しかしザンバースの追撃効果にはセイフティ機能がないので、これで止めをさされる事がある点に注意です。が、これをうまく利用すると、瀕死状態を自ら作り、そこに致死量のダメージを与えるという条件を満たせます。また、自らミラージュを掛ける事もできます。
そこまでやる必要あるのかな…。
まぁ、選択肢としての提示ですね。実際はあんまり使える場面はありません。一応どうしてもやりたい場合は比較的自爆させやすいメロンで行うのが良いでしょう。尚、アルターエゴの被弾にはザンバース効果は乗らないので、自らミラージュの効果を得たい場合はこの方法しかなさそうです。
クレイジーハートでも乗せる気なのかな…。
スーパートリートメントが有効でしょうね。まぁ、確率的な使い方なのでネタの域を出ませんが。
なるほど…。
大きな問題としては、MAXHP分のダメージを1撃で受けたとしても、PBゲージが1メモリ分しか上がらない事ですね…。追撃ザンバースに耐えきれれば、一度で3メモリくらい稼ぐことはできるんですが、1発でPBゲージMAXとはいかない様です。
世知辛い…。

壊世 GO

結局のところPBを常にループさせるという使い方は低Lvマップしかできませんが、一定以上の敷居のMAPでもこの方法であればPBを有効に機能させる事ができます。その最たる場所がアルティメットエリアです。
へ…?
いや、だからアルティメットソロが最もこの恩恵を受けられるんですよ。
いやいや、アルティメットソロはさすがに…。
ところがどっこい、これが意外とどうにかなります。勿論、準備は必要ですがね。
ある程度想像は付くけど、耐えきれるの…?
意外とどうにかなりました。というわけでアルティメットソロ用の準備物をまとめます。
[サモナーアルティメットソロ用の準備物]

・Lv75以上のマロンx5~6。(可能な限り弱点属性で揃える。ボディサンドは必須)
・MAXHPが凡そ1500以上をキープできる防具。(ガッツドリンク込み2000ぐらいあると理想)
・攻撃系のPBを所持している。(ユリウス・ニフタ推奨)

以上です。
以上ですって…何か変なものが混ざってる気がするんだけども。
まぁ、見ての通りタフ系装備とマロンを数用意する事がポイントです。今回はアルタ―エゴを利用して適度にダメージを貰う前提なのでカチ系装備だと若干きつくなります。
注意の想定箇所がおかしい気が…。
立ち回りはマロンシールドで被弾を稼ぎ、爆発する前にザンバースセットからマロンを敵に投げつけるだけです。動きを妨害される場合はマッシブハンターリングで賄うといいでしょう。また、プレイヤー自身の被ダメが大きすぎる場合はサブをTeにしてデバンドカットを使用すれば比較的安全です。うまく立ち回れば下の様に一撃粉砕できます。
定番のBrやFi、状況によってはBo、Guなんかもよさそうだね。
悪くはない選択肢ですね。注意点としてはやはりアンガ戦。相手にタクト耐性が付く場合があり、これを回避するために開幕は必ずタクト以外の武器を装備し、相性の悪いテクニックや別の武器で1,2回叩いてから戦闘を開始してください。これで耐性をある程度コントロールする事ができます。

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あれも狩るんだ…。だけど万が一耐性がつけられちゃったらどうするの?
一度テレパイプでキャンプシップに戻り、アンガの周囲にプレイヤーがいない状態を作ってください。その後もう一度アンガと会敵すると、高確率で耐性受付をやり直してくれます。この際、別の武器種で数回殴っておけば、タクト部分がそれにすげ変わり致命的な耐性を解除できます。
弱点を付け変える特性を利用するんだね。
ですね。ただ実際のところ、PTで行くほどの効率はでませんので、できればペア以上、1PTぐらいで回る事ができれば余裕をもって周回できますよ。
同志なんているのかな…。
為せば成る。為さねば成らぬ何事も。
ただのマロン虐待集団なんだけどね…。
尚、リリーパアルチよりも、ナベリウスのアルチの方が面倒なMOBが少なく、比較的ストレスフリーで周回する事ができます。逆にゼータ周回やトリム堀りなど、リリーパアルチ側を回らないといけない場合は吹き飛ばしの嵐なので、マッシブハンターリングを準備した方が良いかもしれません。

まとめ

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身も蓋も無い事を言いますが、結論はマロンゲーです。
本当に身も蓋もなかった。
実際マロン、メロン以外にプレイヤーが主体化できるペットがいないのが悪い。次のシンクロウについてもどこまでプレイヤーが介在できる要素があるやら…。
乗り物になるペットとかいれば面白そうなんだけどね。
他クラスが装備可能なタクトや、複合テクが打てるタクト何かが出てくれれば状況も変わりそうなんですがね。
あの少なすぎる法撃力もやる気を奪う原因かも…。
いずれにせよ、現状できる最大限を考えた場合、どう考えてもマロンをぶつけるか、チェインからラッピーソニックに繋ぐぐらいしか有効そうなものが無いのが辛い。
そういうデザインじゃないって言われればそれまでだけどね。
先生、プレイヤーキャラクターを動かしたいです…。

About The Author

SOULマネージャー唐沢 銀
メインクラス:FoBr(BrFo)、FoFi(FiFo)、FiBr(法撃)、GuFi
得意武器:弓、TMG、Tダガー、ブーツ

マルチウェポン狂で、空中戦大好きっ子。
法撃武器を含むすべての武器種で空中戦が可能。
昨今は法撃を何かに混ぜようとしてるらしい…

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