ゲームのパフォーマンスにほぼ影響を与えずに高画質キャプチャーが可能な録画ソフト
『GeForce ShadowPlay™』の導入方法について解説。
導入方法
1.GeForce ShadowPlayとは?
GeForce ShadowPlayはNVIDIAの無料ソフト『GeForce Experience』の機能の1つ。
もちろんNVIDIAのソフトなので、NVIDIAのGPUを搭載していなければ使えませんが、
ゲームのパフォーマンスにほぼ影響を与えることなく、1080p/60fpsの高画質キャプチャーが可能という優れものです。
ゲームプレイを過去に遡って録画したり、Twitchへのブロードキャストを行うこともできます。
完全無料のソフトであり、広告やロゴの表示などもありません。
上記の動画はShadowPlayで撮影した動画を未加工のままYoutubeにアップロードしたもの。
2.導入に必要なもの
- Kepler以降のアーキテクチャーを採用するGPU(GeForce GTX600番台以降)
- Windows PC
- GeForce Experience(こちらから無料でダウンロード出来ます)
3.GeForce Experienceをインストールする
上記のリンクからGeForce Experienceをダウンロードし、案内に従ってインストールします。
PSO2や他のプログラムは予め終了しておきましょう。
既にインストール済みの場合、このステップは飛ばしてください。
4.ウインドウ右上の[ShadowPlay]ボタンをクリックする
GeForce Experienceを起動すると、
ウィンドウ右上に[ShadowPlay]ボタンが表示されていると思います。
表示されていない場合はシステム要件やバージョンをもう一度見直してください。
5.トグルスイッチアイコンをクリックする
ShadowPlayのウインドウが表示されたことを確認したら、
左端のトグルスイッチアイコンをクリックします。
これにより、ShadowPlayが有効(緑に光っている状態)になります。
6.モードの設定を行う
[モード]をクリックし、設定を行います。
- シャドウ(一定時間前の映像を記録できるモード、撮り逃しの防止に有効)
- 手動(普通の録画モード、指定されたキーを押すことで記録開始/停止を切り替えられる)
- シャドウ&手動(上記2つのモードを併用する)
- Twitch(Twitchで配信を行うモード)
シャドウはPS4のようにゲームプレイを常時録画するモードです。
普通に動画を撮るだけであれば、手動モードで問題ないと思います。
ここは目的や用途に合わせて設定すると良いでしょう。
Twitchで配信を行いたい場合は、Twitchを選択します。
その際はログインを求められるので、その設定も行います。
8.クオリティの設定を行う
[クオリティ]をクリックし、設定を行います。
画質を求めるのであれば「高」ですが、その分ファイルサイズも大きくなるので注意しましょう。
7.オーディオの設定を行う
[オーディオ]をクリックし、設定を行います。
ゲームプレイを録画するだけであれば、[ゲーム内]を選択します。
実況を行いたい場合には[インゲームとマイク]を選択すると良いでしょう。
8.外観と保存場所、キーボードの設定を行う
再びGeForce Experienceのウインドウに戻り、[基本設定]タブを選択します。
左側に[ShadowPlay] のメニューがあるのでクリックします。
すると、ShadowPlayに関する設定項目が表示されます。
オーバーレイの項目の内容は以下の通りです。
- [カメラ]Twitchで配信する際にWebカメラの映像を表示します。
- [ステータス インジゲータ]ShadowPlayの現在の状態をアイコンで表示します。
- [FPSカウンター]現在のFPS(Frames Per Second)を表示します。
管理人は以下のように設定しました。
[ステータス インジゲータ]オフ
[FPSカウンター]オフ
使用に慣れてくると邪魔に感じるものが多いので全てオフにしてしまいましたが、必要であればオンにしても良いと思います。
特に、ShadowPlayの状態は[ステータス インジゲータ]で確認することができますが、オフに設定した場合はそれが表示されないという点に注意しましょう。
インジゲータ表示についての解説はこちらの記事が分かりやすいので参考に。
また、この際「デスクトップのキャプチャを許可」にチェックを入れておくことで
PSO2の「仮想フルスクリーン」モードにおいても撮影ができるようになります。
※「ウィンドウ」モードでも撮影はできますが、デスクトップ全体が映ってしまうので実用的ではありません。
キーボード ショートカットには、PSO2を操作する上で干渉しないキーを設定して下さい。
その際、設定したキーを忘れないように。
録画の[保存場所][一時ファイルの場所]には、十分に空きのある場所を指定して下さい。
以上でShadowPlay側の設定は終了です。
9.PSO2側の設定を行う
前述の「デスクトップのキャプチャを許可」にチェックを入れていない状態で、
PSO2をShadowPlayで録画するためには、「フルスクリーンモード」で起動する必要があります。
ランチャーの環境設定を開き、[画面]>[ウインドウモード]よりフルスクリーンモードを選択し、設定を保存します。
なお、「デスクトップのキャプチャを許可」にチェックを入れている場合には、
「仮想フルスクリーン」モードでも撮影が可能です。
以上でShadowPlayの導入は完了です。
使用方法
PSO2のプレイ中に、 「8.外観と保存場所、キーボードの設定を行う」にて設定したキーを押すことでシャドウ記録の保存や、手動記録の開始/終了を切り替えることが可能です。
撮影した動画は「8.外観と保存場所、キーボードの設定を行う」にて設定した保存場所内に作成されたフォルダの中にあります。
撮影開始時に音とかは鳴りません、撮影に成功していれば勝手にフォルダの中に入っています。
そのまま動画サイトにアップロードしても良いですし、エンコードして軽量化しても良いでしょう。
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